🌺 お子様の発達に遅れや偏りの不安がある方のために、児童発達支援事業所 はなももを開設いたしました。
○事業の概要○
児童福祉法に基づき各市町村が認定したお子様に対して、個別療育・集団療育を実践する事業所です。したがって療育を受ける場合には、在住市町村から療育の必要性があると判断いただく必要があります。
〇療育の内容〇
・児童発達支援:就学前のお子様(0~6歳)が対象となります。日頃の生活を送るうえで、各年齢に応じた基本的な動作や知識を修得して、幼稚園・保育所等で集団生活にしっかりと適応することができるように支援いたします。おおむね週一回のペースで医療専門職のスタッフが適切・効果的療育を担当させていただきます。必要に応じて、幼稚園・保育所などとの連携対応も致します。さらに保護者の方々に対する育児相談や生活上の課題などに対する相談も受けさせていただきます。
・放課後等デイサービス:就学後から18歳までが対象となります。基本的には、小学校等の放課後に利用いただきます。支援内容は児童発達支援に準拠しますが、特に社会性を養っていただくプログラムを中心に進めてまいります。必要に応じて、小学校等の通学先との連携対応も致します。
○サービス内容○
対 象:近隣在住の18歳未満のお子様
定 員:1日15名
開 所 日:月曜日~土曜日(休業日:日曜・祝日・年末年始)
開所時間:午前9時~午後17時15分
○プログラム内容○
・個別訓練:お子様の生活課題に応じて、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士による必要な療育・支援を個別に実践いたします。(1回45分程度)
・集団訓練:お子様の生活課題と就学状況などを勘案したうえで、必要に応じてグループ訓練を実施しております。特に他のお子様との関係性をさらにより良い方向につなげる場合に実施いたします。
○利用料金について○
・利用料金は1回あたり約500円~600円となります。(未就学児と就学児童では若干金額が異なります)
○利用の流れ○ ・・・当事業所利用までに保護者の方にお願いいただく手続き・・・
① 在住市町村の窓口へ通所給付費の支給申請をしていただきます。(古河市在住の場合;障害福祉課(健康の駅内)が窓口となります。他市町村在住の方は、ご相談ください)
② 相談支援事業所に当事業所利用に向けたサービス利用計画作成を依頼していただきます。
③ 在住市町村により、療育の適否、通所頻度などが確定すると受給者証が交付されます。
④ 当事業所と契約となります。
※以上の申請から交付まで約1カ月程度かかります。また市町村により若干、流れが変わります。
○具体的な課題○ ・・・どのような子どもが療育の対象になるのか?
・集団生活、もしくは 日常生活の中で・・・
☆ 幼稚園などで離席が多い
☆ 保護者や保母さんからの指示を理解するのがむずかしい
☆ 他児へ手を出してしまう
☆ 自分の欲求が満たされないとパニックやかんしゃくを起こす
☆ 学習への興味や関心がない
☆ 言葉が不明瞭である もしくは 呼称の間違いが多い
☆ 極端に運動が苦手 など
・発達検査(当事業所では田中ビネー、WPPSIなど)によって偏りや遅れを指摘された
・幼稚園・保育所の保母さんから療育を勧められた
・市町村で実施される定期健診(1歳半、3歳など)で指摘を受けた
〇療育の具体例〇
・感覚統合療法(SI):平衡感覚を中心に、様々な刺激を入力する機会を与えることで、他者との疎通性を高める基盤形成を行います
・ソーシャルスキルトレーニング(SST):他者の援助なしに取り組めない活動を介して、要求行動を引き出します。
・保護者支援:家庭での対応方法や精神的な不安を払拭するための支援を行います。
- 事業所の詳細・ご利用には、事前にお電話にてご連絡ください。
電話番号:0280-92-7055(総和中央病院の代表電話となります。「子供のリハビリの件」とお伝えください)